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column

【身近な危険】私たちは普段毒を食べています。

こんにちは。

植松です(*’ω’*)

今日は、ちょっと前にある大人の方と話したときに、「食の安全」について考える機会があったので、それを今回書きたいと思います。

題して

『僕たちは毒を食べていた~大量消費社会に隠れた闇~』

どうですか、かっこよくないですか。

沢山書きたいのでシリーズ化して何回かに分けて書きたいと思います。

それでは行きますよ。よーい、どん。

●日本人は癌で死ぬ割合が高い

日本は世界から見たらガン大国と言われています。

今や2人に1人が癌でなくなると言われていますが、それだけ癌で亡くなるのは世界から見たら驚きです。

特に若者が癌になる傾向が最近増えてきています。

まあ、色々事故とかありましたから、直接的な原因は神のみぞ知る、って感じなんでしょうけど、その癌になる原因の大部分を占めるのが食事と言われています。

日本ってごはん美味しいですよね。この前台湾に行ってきて一番感じたことは、日本って基本的に料理美味しいよね…って。

日本は一見食事で恵まれているように見えますがなぜこんなにもがんになってしまうんですかね。

●毎日使っているあいつ

皆さんおそらく毎日使っているあいつ、実はやばいヤツかもしれませんよ。

それは『醤油』です。

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『醤油(しょうゆ)』とは、「主に日本料理で使われる、大豆と小麦を原料とし、麹菌や酵母を利用した、塩味とうま味の強い発酵調味料である。正油とも書く。別名したじもしくはむらさきともいう。

醤油ってめっちゃ使いますよね。いいやつっぽいじゃないですか。

最近特にいっぱい種類出てきましたよね。なんか生?醤油とかそういうの。

価格帯も沢山。

多分スーパーとか行ったらわかりますけど、やばいですよ。種類。高いものから安いものまで。

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ほとんどの人は〇〇〇ーマンの醤油を使っているんじゃないでしょうか。あの、大きいやつ。

今日はそれに隠された話をします。

●原材料見たことあります?

醤油って、さっき書きましたけど、原材料って本当は大豆と小麦を原料とし、麹菌や酵母を利用したものなんですね。

でもまあ安い醤油の成分表を見てみましょうか。

本当は写真を載せたいんですけど、もしかしたら世界から消されるかもしれませんので書き写しします。

まだ死にたくありません。

名称:こいくちしょうゆ

原材料名:脱脂加工大豆(遺伝子組み換えでない)、小麦、食塩、大豆(遺伝子組み換えでない)、アルコール

たぶん、比較的マシなやつだとは思いますが…

なんですかね、一番多く入っている「脱脂加工大豆」って。

脂肪抜く加工してるんだから体にいいんじゃね?!

と思った自分はアホでしょうか。

 ●よくわからん成分たち

脱脂加工大豆とは、大豆から食用油としての植物油を取った後に残った大豆のことで、良くいうと、醤油を造る上では必要がないとされる脂肪分をあらかじめ取り去った大豆ということだそうです。現在の流通されている一般的な醤油は8割以上が脱脂加工大豆を原料にしているといわれています。

脱脂加工大豆の歴史は第二次世界大戦の時期から始まります。

戦時中、さまざまな物資が不足する中、ついに政府により丸大豆の使用が禁止されてしまいました。そこで登場したのが、大豆の油を搾った時にでる副生産物の脱脂加工大豆でした。

大豆に含まれる油の成分は醤油づくりの最後の工程で分離させて捨てます。しかし、脱脂加工大豆のように最初から油が取り除かれていると実は作業効率がよくなります。タンパク質の分解も早く、熟成期間も短縮できるので速醸させるのに好都合であり、食糧不足の時代にはもってこいの製造方法だったかもしれません。

注意しなければならないのが、現在の脱脂加工大豆は当時の製造方法と全く違うということです。当時はいわば手動的な圧搾で油と脱脂大豆に分けていました。しかし搾油過程はとても複雑だったといわれています。

そこで、溶剤抽出の方法を導入することで、効率よく搾油することに成功したのです。

潰してフレーク状にした大豆をヘキサンという溶剤を添加することで、油を抽出するようになりました。
このヘキサンというのは、石油からつくられるベンジンの主成分で、問題の多い危険物です。

このヘキサン抽出によってできた油や脱脂大豆の安全性に問題はないとされています。ヘキサンが揮発する温度は割合低いため、蒸発して除去されるから心配ないとされていますが、専門家の中では完全に取り除くことはできないと指摘している方もおられます。ちなみにヘキサンは冷却され再利用されます。

また抽出時に大豆を苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)で中和します。こ苛性ソーダも劇薬です。

この化学的に処理された脱脂大豆では醤油づくりにおいて発酵菌がなかなかつきません。発酵菌がなかなかつかないと、代わりに腐敗菌がやってきます。そこで次亜塩素酸ナトリウム添加し、微生物を全て殺菌します。

さらに、このような脱脂大豆でも発酵できる人工培養された菌を用意します。人工培養菌で速醸させると、うま味が弱いため、化学調味料などで調整します。こうしてできたのが現代流通されている発酵食品というわけです。

●さて僕たちはどうしようかね

少々あおりすぎな文章と内容になりましたが、このようにいつも食べているものって、結局何食べているんだろうってなりますよね。

これからシリーズ化していくつもりですので毎回同じ結論になりそうですが、

本物を自分で見極めて選ぶ必要がありますね。

植松家では、まず料理用のお酒をちょっといいやつにしました。

醤油はそのままですが…(笑)

writer profile

植松 佑太 / yuta このライターの記事一覧を見る 中央大学法学部法律学科4年。学生団体pino代表。 法律の勉強を入学後2日でやめ、ALSAという国際インカレ学生団体に入会し様々な経験を積む。現在は学生でありながら社会人でもあるという自分を活かしながら新しい環境に行っては学んで実践している。自分を追い込みたい気質を持っていて、沢山のことを乾いたスポンジのように吸収中。