14回目の「経験者は語る会」が八王子で開かれました!
この「経験者は語る会」とは、八王子で活躍されている経営者の方や社会人の方が、八王子の学生のために、自身の経験してきた「人生の生き様」を話してくださるイベントです。
逆転の発想の持ち主!保 清人さん
まず、1人目の登壇者、保 清人さんの講演をご紹介します!
※ランドスケープ・デザインとは、土地の持つ良さを活かし、都市空間、造園空間、建築群等を設計、構築する職業です。そろそろ国家資格にしよう、という動きもあるのだとか。
(私も問いかけをされたのですが、考えがまとまらずにしっかり話せませんでした…笑)
これを見ている皆さんも、”やりたいこと”はありますか?
ぜひ考えながら、読み進めてみてください。
「やりたくないことリスト」を作ると「やりたいこと」が見えてくる!
保さんは学生の頃、「やりたくないことリスト」を作りました。
日本にとどまりたくない、留学したいがお金はかけたくない…、など、
現実から逃避してリストを作ってみると、本当に自分が何になりたいのかわかってきたそうです。
その結果、自分は何がしたいのか、ということがわかり、
建築家からランドスケープへ職種チェンジをしたそうです。
「やりたいこと」や「やるべきこと」ではなく、「やりたくないこと」を書き出すという発想がとても新しいですよね!
確かに、何になりたいのか、と自分に問いかけるよりも、
何をやりたくないのか、ということを考える方が、思考がクリアになる気がします。
社会はやりたくないことで満ちている
”やりたくない、なりたくない”はこうありたい自分の表れ
この世という地獄=「社会」は自分だけでない故に、やりたくないことで満ちている。
これは、保さんのスライドに書いてあった言葉です。
将来の選択を迫られている私たち大学生にとって、とても突き刺さる言葉ではないでしょうか。
社会はやりたくないことで満ちている。
でも、自分のやりたくないことを明確にし、生き延びる手立てを考えることで、
これからどう生きよう、何をしよう、ということがわかる。
その結果、社会はやりたいで満ちている、ということを知ることができる。
と、保さんはお話ししてくださいました。
自分のやりたくないことを知ることは、本当にやりたいことを見つけるための手段になるのですね。
自分では思いついたこともない方法で、とても驚いたのと同時に、すっかり納得させられました。
保さんは、人生の選択を迫られた大学生時代だけではなく、
子供ができたり、ワークスタイルをどうしたいのか、など、自分のしたいことがわからなくなったときに、やりたくないことリストを作ってみるそうです。
社会人の皆さんにも、おすすめの方法なのですね。
お話してくださった保さん、ありがとうございました!
このレポートを読んでくださった皆さんも、ぜひ、やりたくないことリストを作ってみてください!