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インターンって何?【長期インターンのメリット・デメリット】

「インターン」という言葉、大学生なら一度は聞いたことがあると思います。

インターンとはなんぞや?というと…
日本では学生が一定期間企業などで実務を体験し、実践的な社会勉強をする制度のことです。
アメリカでは100年以上も前から実施されていましたが、日本では10年ほど前から始まり、ここ数年で急速に広まりました。

インターンには短期と長期があり、それぞれに異なる目的があります。
短期インターンは、1・2日程度から長くても2週間程度。主に企業の説明会+グループワークやビジコンといった内容で、企業の広報活動や採用活動目的で行われます。就職活動が始まる3年生を対象として開催されるものが多いです。
長期インターンは、3ヶ月〜1年以上のもので、実際に企業の中に入って社員と同じように働きます。大手企業で実施しているところは少なく、ほとんどがベンチャー企業になります。
短期インターンは「体験」、長期インターンは「実務」という感じですね。

大学2年生や3年生の中には、長期インターンを始めてみようかな、と思っている学生も少なくないでしょう。
実際の業務に多く携わることができる長期インターンは、「社会人になる前にスキルを身につけたい」「成長したい」という学生にはぴったりです。

今回は、実際に長期インターンをしている経験を踏まえて、長期インターンのメリット・デメリットをご紹介します!

長期インターンのメリット

実際の業務を体験できる

長期インターンの一番のメリットは、実際の業務を体験し、社会勉強をすることができるということでしょう。

長期インターンでは、実際にその企業の社員の方と肩を並べて仕事をすることになります。
最初は細々とした作業でも、スキルが身につくと共にだんだん大きな責任の伴う仕事を任せてもらえるように。
営業職であれば実際にお客様と商談をさせてもらえたり、エンジニア職であれば実際にその企業がリリースしているサービスの開発に携わることもできます。

また、私の最初のインターン先では、インターン生も全体会議に出席することが義務付けられていました。
全体会議で、会社のお金がどのように動いているのか、どのような組織がどのような業務をしているのか、など、実際に企業の中に入らないと知る事ができないことを体験することができました。

社会人の方々とお話しすることに慣れる

企業の中に入って仕事をするため、必然的に社会人の方々に囲まれることになります。
最初は緊張するかもしれませんが、次第に大人の方々と話すことに慣れていきます。
私も1社目のインターンの初日はとっっっても緊張しました。笑

社会人の方とお話しすることに慣れると、就活の面接の際にとても気持ちが楽になりますね。
これはまた違う記事で書きたいと思います。

長期インターンのデメリット

時間的に拘束される

インターン生の受け入れは、週3日・1日5時間以上から、という企業が割と多く、時間的に拘束されてしまいます。

ただ、テスト前のシフトは調整してもらえる企業がほとんど。
実際、募集要項では厳し目に書いてあっても、学生に合わせて柔軟に対応してくださる企業が多いので、募集要項の出社日数を満たせないとしても交渉してみるといいですね!

仕事に責任を持たなければならない

実際に企業の中で働くのですから、自分の失敗でクライアントや会社に迷惑がかかってしまいます。
途中で投げ出すことも企業に迷惑がかかってしまいます。

軽い気持ちではなく、明確な目的を持って長期インターンに参加するという姿勢が必要です。

まとめ

今回は長期インターンのメリットとデメリットについてご紹介しました。

成長したい、早く社会勉強をしたい、という学生には、長期インターンはとてもおすすめです。
しかし、責任が重かったり、軽い気持ちでは始められないのも事実。
長期インターンをしてみようかな、と考えている方は、一度自分の目的が何なのかをしっかりと見極めてから始めると良いでしょう。

私は1社目の長期インターンでは、自分のやりたいことと合わず、半年程度で辞めて新しいインターン先にお世話になることにしました。
実際の就職でもこういう風にミスマッチが起こるんだなあ…と考えさせれましたね(笑)
この話はまた次回しようと思います( *`ω´)

それでは!

writer profile

荻原 優衣 / yuiogiwara このライターの記事一覧を見る 中央大学法学部政治学科3年生。3年生の初めまでは毎日目標もなく過ごしていたが、ある日エンジニアになりたいと思い、現在ではプログラミングを勉強中。将来はフリーのエンジニア兼ライターになることが夢。生きがいはディズニーに行くこと、ライブで暴れることです。