【社長の一言】「雑務」の大切さ
こんにちは。平野です。
昨日、学生さん達と、雑務について話をしました。
「雑務」
皆さんどんなイメージされましたか?
誰にでも出来る仕事、簡単な仕事、目立たない仕事 その他、基本やりたがらないネガティブな言葉を連想された方 多いのではないですか?
私は、雑務こそ、人間性を図る最大のチャンスだと思っております。
皆さん、雑務を頼まれる時、基本「これ、いつまでにやっておいて。」ってお願いされませんか?
皆さんが、やりたいと思う仕事と何か違うと思いませんか?
例えば、ウェブを作る場合。
個々の部分はこのイメージで、とか この部分にはこの要素を入れてとか、オファーを頂く時、雑務ではないと、どの様にやるかの指示が必ず入ります。ですから、やっている風に感じるのです。
かたや、雑務は納期だけで、方法論は基本指示されません。 ですから大抵の方は、ただ、そのまま行います。
ここに私は、ポイントがあると感じでいます。
雑務は、行う方の方法が、加わることにより、時間短縮やクオリティアップ(どうせやるならここまで先を考えてやった方が良い)などです。
手を抜いたり、ダラダラ納期いっぱい時間を使ったり 人間性が凄く見えてきます。
そして人間性プラス、PDCAサイクル思考がが雑務にも当てはめたら、とんでもないイノベーションが起こるかも知れないのです。
プラン 行動 チェック 改善 こんなことを考えながら雑務をこなす人は、大事なプロジェクトでも間違いなく、イノベーションを起こします。
上司や経営者は初めから、プロジェクトの中枢に経験のない若い子たちを入れません。しかし、雑務の出来次第で、それがイレギュラー対応になるかもしれません。
つまり、雑用が次のステップに繋がる一つのピースになるかもしれないのです。
ですから、目の前の仕事、只やれば良いだけの雑務、ここに注目し、それだったら、自分なりの考えを隠し味として加えてみたら如何ですか?
平野 雅之 / Hirano Masayuki このライターの記事一覧を見る 東京都八王子市生まれ。家業である(株)日商平野の5代目として3歳のときからレジ打ちをするなど、商売人としての素地を見せた。大学卒業後、通信会社大手のレカム(株)に入社。営業職で多くの実績を挙げる。28歳で家業の(株)日商平野に入社。2008年、代表取締役社長に就任。現在に至る。大学在学時にはバックパッカーとして45ヶ国を放浪したこともあり、持ち前の行動力と実践力を経営にも活かしている。